大切な歯!!皆さんは「歯周病」を知っていますか?
Date:2018/03/16
歯周病は、ギネスブックに載るほど世界中に蔓延している病気です
こんにちは。
だいぶ寒さが緩み、早咲きの山桜のつぼみが一つ二つ開き始めたと聞きました。
会員の皆さまのお住まいの地域は、いかがでしょうか?
今日は、私たちの大切な「歯」についての情報です。
口の中の病気でも、なんと虫歯を抜いて1番多い歯周病
歯周病は世界中に蔓延し、ギネスブックにも登録されるほど…
歯磨き粉のCMなどでももう当たり前のように「歯周病対策は~」と言われています。
先日私も、歯医者さんで「歯周ポケットが深くなっていますよ」と言われ、これから私の歯はどうなっていくの!?と恐怖を感じました。
皆さんは「歯周病」が、どんな病気で、どう対策すればいいのか、ご存知でしょうか?
なんとなく知っている「歯周病」…改めて、歯科医の先生に伺ってみました。
Q&A形式でまとめましたので、ご覧ください!
歯周病について歯科医の先生にお伺いしました
Q1:歯周病とは、どんな病気ですか?
A1:歯と歯肉の間に歯周病菌が発生し、炎症を起こしたり、出血、膿が出る、それが進むと、歯骨を溶かし歯が抜けてしまう―などの症状があります。歯周病菌は、血液にのって全身に運ばれ、免疫力がないと体のあちこちで、悪さをすることも知られています。
Q2:歯周病菌を持っていれば、歯周病ですか?
A2:「歯周病」とは発症してからを言いますが、発症の定義ははっきりしていません。歯周病菌を持っているのは、おそらく100%―。その中で自覚症状(血が出る、腫れているなど)と他覚症状(歯医者さんで、歯周ポケットが4mm以上、歯石、炎症など)併せて80%が「歯周病」と言われています。
Q3:歯周病用の歯磨き剤は必要?
A3:一般の歯磨き粉と有意差があるかは分かりません。何かの成分が歯周病に効く―という論文はまだ見たことがありません。
Q4:歯周病を進行させないためには?
A4:一番大切なのは、正しいブラッシングで、歯の汚れをきれいに除去すること、フロスや歯間ブラシを使うと、よりきれいにお掃除すことが出来ます。そして、定期的に歯科医に行き歯石を取るなどメンテナンスに努めることです。
歯周病予防にも、正しいブラッシングが何より大切です
いかがでしょうか、皆さん
一生、自分の歯で美味しいものをしっかり食べたいですよね~
正しい歯磨きがいかに大切かを自覚して、より念入りに!隅々まで!しっかりブラッシング!!
正しいブラッシングの方法や歯磨きについての詳しい情報は
公式ホームページにも掲載していますので、是非ご覧ください!⇒
歯磨きのページ
歯磨きのページにも紹介しておりますが、歯周病に限らず、口の中にはたくさんの菌がいて、それが増えすぎたり、何かの事情で体内に入ってしまった場合、さまざまな病気の元となる可能性があります。
しっかり対策し、健康な歯・健康な口腔を維持していきましょう!