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CATEGORY:原液集中ケア

湧水を活用した「スイゼンジノリ」養殖プロジェクトが始まっています!

Date:2022/10/03
秋晴れの南阿蘇。

イチゴ農家のビニールハウスを借りて、スイゼンジノリ研究会代表の椛田先生を中心に進められている、
スイゼンジノリの養殖を見てまいりました!

日中のビニールハウスの中は、サウナのような暑さです。
コンクリートブロックをビニールシートで覆ったプールが五つ、
その中の一つで実験が始まっています。

プールには近くの水源から引いた湧水が絶え間なく流れ込んでいます。
プールの中にはビニールのかごがプカプカ、かごの中には黒い小さなスイゼンジノリが入っています。

「2週間前から始めて、2倍くらい増えたんですよ!」

嬉しそうに椛田先生は話されます。
他にも東海大学の教授がお二人メンバーに加わって、
どうすれば一番よく育つのか、試行錯誤しておられるそうです。

3人の先生方の敵は「アオミドロ」(藻)!

湧水は水温16度ほどで気持ちのいい冷たさ。

それでもプールの壁や、養殖のかごにアオミドロがくっついて、
だんだん緑色になってくるそうです。排水の網が塞がると流れが悪くなって、
スイゼンジノリの生育にも影響します。
そこで先生方は交代で、アオミドロを取りに来られるそうです。

「この養殖は、アオミドロとの戦いです!」
「今日はメダカを持ってきたから、アオミドロを食べるか入れてみましょう」

先生方がメダカを片手に真剣に議論されているのを見て、地域おこしのため頑張っておられる姿に
感激するとともに、少しほっこりした気持ちになりました!

スイゼンジノリの養殖は、先生方が利益を得るためではなく、
地元の農家の方の収入に繋がればと始められたそうです。

スイゼンジノリから抽出される「サクラン」の需要は高まっていて、
養殖が成功すればきっと地元の産業として役に立つと、椛田先生はニコニコと話しておられました。
熊本から通うのも大変な労力です。本当に素晴らしい取り組みだと感じました。

一日も早く軌道に乗られることを、私たちも祈っています。

倶楽部員 有吉

会員さまにお届けする会報誌・郵送物を担当しています!常に動き回って最新の情報を集め、発信していきます。

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