コロナも規制緩和となり、最新の髪の情報を得るべく倶楽部員2名で参加しました。
これまで会報誌でご紹介させていただいた、髪のベテラン花岡先生、甲野先生、皮膚科医の関東先生の他、美容師、頭髪ケアのメーカーの方などが参加されています。
さて、今回のセミナーの１つ目の講演は
「エイジングによって変化する毛髪内タンパク質と毛髪内微細構造について」
少し難しい内容でしたが、
なんと肌の研究に対して髪の研究は格段に進んでいないそうなんです。
そこで、あらゆる年代の髪、頭皮の状態や変化を調査、原因究明が進められていました。
毛髪内部まで分析できる機械も導入されて、これから髪のことがどんどん解明されていくと、より悩みに対応できる商品づくりが出来る―と期待が膨らみます。

２つ目は、「外的要因と抜け毛～新型コロナウィルス感染症も含めて～」浜松医科大学皮膚科の先生による講演です。
脱毛には、ご存じの通り乳がんや円形脱毛症、コロナによる脱毛等々ありますが、その他にも10代のストレスによる脱毛や毛染めによる脱毛の症例も報告されました。
毛染めは私も欠かせないので、ショック！

この症例は、５年前から毛染めをはじめ、数か月前から毛染め後の刺激痛、ある日毛染めした翌日からカユミを感じ、6日目に脱毛症状となった例です。やはりジアミンアレルギーがあったようです。

会員様からも「ヒリヒリしたり、カユミを感じながらも染めている―」と伺うことがあり心配です。
アレルギーはいつ発症するか分からりません。刺激やカユミを感じる方は、ジアミンフリーの毛染めを検討してくださいませ。

これからも悩みの原因を押さえながら、商品づくりに取り組んでまいります！