お風呂・洗面・洗い物・洗濯・トイレ―私たちは毎日の生活でたくさんに水を使い、流しています。
流した後の水で河川を汚したり、そこに住む生き物たちを苦しめたりしたくない…
私たちネイチャー生活俱楽部では27年前からその思いで商品づくり活動や日々の生活で取り組んできました。
「頭髪シャンプー」「台所用洗剤」「ボディソープ」「洗顔フォーム」など、洗い流す商品は生分解性試験(中でも最も厳しい「化審法」)で、高い分解率であることを確認。
肌に良い原料だけを使ってつくれば、自然環境にも良い商品ができるということを実感しています。
「きちんと浄化センターできれいにされているから、別に気にする必要ないのでは?」と思われるかもしれません。確かに家庭から出た排水は、下水道管を通って各地域の浄化センターで処理され、水質検査で安全性を確認し川や海に流されます。ただ100%ではありません。
最新の汚水処理人口普及率(下水道管が整備された地区に住む人口の割合)は92.6%。山間部などに住む930万人は処理施設を利用できていない状況です。
また浄化センターでも、私たちが流す排水によってさまざまな負担がかかってることがわかり、このような現状をより多くの生活者で共有して、できることは実践していこう!と活動しています。
倶楽部に新たなメンバーも加わったので、今日はその浄化センターの視察に行ってきました。
訪れたのは「東部浄化センター」。熊本市最大の施設です。