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CATEGORY:環境・生態系への影響

私たちの生活で流した後の水は、大丈夫?<浄化センター視察報告①>

Date:2023/07/25

熊本市東部浄化センターに行ってきました。

お風呂・洗面・洗い物・洗濯・トイレ―私たちは毎日の生活でたくさんに水を使い、流しています。
流した後の水で河川を汚したり、そこに住む生き物たちを苦しめたりしたくない…
私たちネイチャー生活俱楽部では27年前からその思いで商品づくり活動や日々の生活で取り組んできました。

「頭髪シャンプー」「台所用洗剤」「ボディソープ」「洗顔フォーム」など、洗い流す商品は生分解性試験(中でも最も厳しい「化審法」)で、高い分解率であることを確認。
肌に良い原料だけを使ってつくれば、自然環境にも良い商品ができるということを実感しています。

「きちんと浄化センターできれいにされているから、別に気にする必要ないのでは?」と思われるかもしれません。確かに家庭から出た排水は、下水道管を通って各地域の浄化センターで処理され、水質検査で安全性を確認し川や海に流されます。ただ100%ではありません。

最新の汚水処理人口普及率(下水道管が整備された地区に住む人口の割合)は92.6%。山間部などに住む930万人は処理施設を利用できていない状況です。
また浄化センターでも、私たちが流す排水によってさまざまな負担がかかってることがわかり、このような現状をより多くの生活者で共有して、できることは実践していこう!と活動しています。


倶楽部に新たなメンバーも加わったので、今日はその浄化センターの視察に行ってきました。
訪れたのは「東部浄化センター」。熊本市最大の施設です。

生活排水はどうやってきれいになる?

浄化センターでは以下の流れで水がきれいにされていきます。
①重いゴミを沈殿させる(最初沈殿池)
②微生物が汚れを食べて水をきれいにしてくれる(反応タンク)
③時間をかけて汚れを沈める(最終沈殿池)
④消毒・検査後川や海に流す

①の段階では臭いが強い汚水が③では魚が泳ぐほどきれいな状態に。その間約17時間!
そんな短時間に大仕事を成し遂げるのは「微生物」たちの力です。
微生物たちは水の中の汚れをパクパク食べてくれて、水をきれいにした後は汚泥となり肥料や燃料としても有効活用される―なんと有難いことでしょう!

①~③の現場も実際に見てきました。続きは次回ブログにて報告させていただきます!

倶楽部員 栗山

ネイチャー生活倶楽部を多くの方に知っていただきたい!
PR活動頑張ります。2児の子育てとの両立にまだまだバタバタの日々ですが、毎日充実しています。

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