無農薬「新茶」もう少しで収穫です!
Date:2024/04/23
こちら熊本は藤の花へと季節が進みました。
爽やかな風が吹く中、いつも私どもに無農薬日本茶をお分けいただく、生産者中尾様の茶畑に行ってきました。
阿蘇山を望むお茶畑はウグイスや色んな鳥のさえずりが聞こえてきます。
アザミや野ばらも可憐に咲いて“あ~気持ちいい~!”
お茶畑の中で、中尾様にこだわりのお茶づくりをお聞きしました。
30年間「無農薬のお茶づくり」を続けています。
生産者 中尾様:
以前静岡でお茶づくりの修行中「昔の茶葉は化学肥料も使ってないのに、今より香りが豊かだったんだよ…」という話を聞き考えました。どうしたらそんなお茶を創ることが出来るのだろう…?
それには昔と同じようなお茶の木が育つ環境が必要だということに気づき、化学肥料なし農薬なしのチャレンジを始めたんです。
化学肥料は茶葉をきれいな色にし、旨味を出し収穫量を増やします。
しかしそこには虫もやってくるから、今度は農薬を使わないといけない…その繰り返しなんです。
完全に農薬を使わないお茶づくりは、最初3~4年は茶葉が赤くなり、きれいな葉っぱが育ちませんでした。
でもだんだんお茶の木自体が環境に馴染んできたからでしょうね。
強く逞しく、お茶本来の味や香りを出すように変わってくれたんです。
今日は「かぶせ茶」(お茶の葉に遮光シートをかぶせる)の作業中!
生産者 中尾様:
天候によって違いますが、1週間から10日位日光を遮ると、さらに苦み渋みの少ない甘みのあるお茶になるんです。早すぎても遅すぎてもダメ、今がそのタイミング!
「奥あそ茶」は、この「かぶせ茶」ですよ。
5月に入ったら大変だけど嬉しい茶摘みが始まります。今年も安全でおいしいお茶をお届けするために頑張ります。みなさん楽しみに待ってください。
中尾様、雨の合間のお忙しい中お話を聞かせていただき有難うございました。
手間をかけ愛情いっぱいに育てた貴重なお茶をお分けいただき感謝、感謝です!
これから収穫が始まり、皆さんにお届けできるのは例年通り5月下旬の見込み。
ご予約がまだの方、まだ間に合いますよ~
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