こんにちは。
寒暖差も大きくなってきましたが、お風邪などひかれていないでしょうか？

今日は、先日のブログでもご報告させていただいておりました「人工林から天然林への再生活動の署名」活動の最終報告です♪

その前に、先日のブログをご覧になられていない方にも分かるよう、改めて簡単にご説明させていただくと…

戦後復興や高度経済成長の中、国の政策として「拡大造林計画」が実施され、天然の原生林を切り開き、建築資材として利用価値の高いスギ・ヒノキがどんどん植えられました。その“人工林”が成長し、現在ではもう日本の森林面積の4割を占めます。
しかし現代では木の需要が減り続け、林業に従事する人も減ってしまっています。さらに外国から安い木材が入ってくることで、ますます誰も木を切らなくなってしまったのです。
放置された人工林は光が入りにくく、木々の下の地面には雑草や低木などの植物が生えることが出来ず、土がむき出しになっています。そこに土に雨が降ると、表面の土が水と一緒に徐々に流れていってしまいます。また、スギ等の針葉樹は元々浅く広く根を張るタイプの木ですから、広葉樹のように深く地面を穿つことはできません。

そうすると、本来雨水を吸い込み保持する土が足りず、雨が降ると表面の土砂ごと崩れてきてしまうのです。

こうした現状を憂いた私たちは、「人工林を減らし天然林を増やそう！」と活動されている環境保護団体の署名活動にご協力させていただきました。

そしてブレーンの方々や会員様を含め、なんと467名様もの署名を集めることが出来ました！
今回いただいた署名は、この署名活動を呼びかけていらっしゃる「一般財団法人 日本熊森協会」様へ、先週お送りさせていただきました。

ひとりひとりでは動かせなくとも、生活者皆で力を合わせればどんなことも変えていける…

私たちも生活者として“悩み・不安・疑問”を今まで以上にどんどん動いていこうと思います！！