３月に入り、そろそろ紫外線が気になります。
1980年代のオゾンホール発見以来、シミ、シワ、ほうれい線・・・肌の悩みを増やさないために、紫外線は絶対防ぐべき！と世の中は美白ブームに。
ところがその結果、防ぎ過ぎて8割の人が“ビタミンD不足”になっていることが分かりました。紫外線を浴びることで生成されるビタミンD。免疫力アップに欠かせず、シミ、シワはつくりたくないけど健康は大事。紫外線とどう付き合っていったらよいのでしょう。国立環境研究所で紫外線の研究をされている中島先生に伺ってきました。

また、一般に使われる紫外線吸収剤は環境や生態系に悪影響－そこで、国を挙げて世界で一番厳しい規制を設けているパラオ共和国の大使館にもお話を伺いました。
その上なんと！なんと！紫外線吸収剤が子供の成長にも影響を与える！？ 4月にお届けする会報誌で同行いただいた会員さんに詳しく報告していただきます。ブログにも順次アップしていきますので、ぜひぜひご覧ください。

また今回、素敵な出会いがありました！
紫外線についてこれまでたくさんの情報をいただいている東海大学名誉教授の佐々木政子先生。実は先生のお知り合いの大学教授の頬に皮膚癌があり、それが紫外線の影響！？と紫外線に興味を持ち研究を始めたそうです。そして35年前宇宙でしか測れないと言われていたUV－Bを佐々木先生が開発した測定器で気象庁も初めて観測したとは、すごい先生です。

佐々木先生にご紹介いただいたのが㈱ピーカブー　代表取締役　松成紀公子様です。
（一番左が松成様、中央が佐々木先生です）

松成様は優しくて女性らしい印象…
しかも、日本だけでなく世界も飛び回られるパワフルな方なんです。
実は20年ほど前、お子さんがアトピーと診断され皮膚科医に「日焼け対策もしてあげてください」と言われたのがきっかけ。当時子供のUVカットウエアがどこを探しても１枚もない－そんな時偶然出会ったUVカット素材の反物、個人には販売してもらえなかったため会社を設立し、子供用のパーカーをつくったことが始まりだそうです。
「何とかしたい－」その強い想いが行動になったんですね。

今では「エポカル」というブランドで酸化チタンを練り込み持久性のある紫外線カット繊維をつくり、子供の服や帽子、紫外線に弱い方のために完全防備できるアイテム、予防のために気持ちよく防げるかわいい服等々いろいろ取り扱っていらっしゃいます。幼稚園や小学校の帽子にも採用されているため、全国飛び回っていらっしゃるようです。
佐々木先生を始めネットワークも多く、紫外線に関する情報も盛りだくさん！

会員さんの中にも紫外線アレルギーのご相談を受けることもあり、きっとお役に立つのでは？と感じました。どうぞホームページをのぞいてみてください。

エポカルさんのホームページはこちらから