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CATEGORY:ネイチャー日誌

第二弾 「鹿児島県大崎町のリサイクルによる住民への還元」

Date:2025/06/02

プラスチックゴミはAランク評価!高値買取される?!

大崎町ではプラスチックゴミは住民がゴミを出す前にきれいに洗い指定の袋にいれ、月1回の資源ゴミに出します。
それを委託業者(企業)が各収集場所から回収し、中間処理施設に運んだ後、さらに分別し、リサイクル可能なものに選別。種類や材質ごとにさらに細かく機械や人の手で選別されます。
異物を取り除いたあとは圧縮。最後にリサイクル業者によって買取されます。
大崎町のプラスチックゴミは汚れが少なく再商品化に支障がない高品質なAランク評価!
高値買取されているそうです。
住民の皆様のリサイクル意識の高さがうかがえますね!

大崎町のリサイクルが生む地域還元のかたち

大崎町の住民・行政・企業が一体となったこの取り組みは単なるゴミの分別にとどまらず、地域全体の活性化と未来への投資として、住民に還元されていました。

還元①資源を価値に変える循環の仕組み

28種類に分別し、資源として再利用していることで埋立ゴミの量は80%以上減少、処理経費も全国平均の約3分の2に抑えられている。さらに分別された資源が業者に売却して得た資金は住民のサービスや地域づくりに役立てられていました。

還元②地域の未来を支える奨学金制度

売却金の一部は「大崎町リサイクル未来創生奨学金制度」として、町で育った若者の学びを支援されていました。

還元③地域の雇用創出とコミュニティの活性化

リサイクルセンターの運営に雇用が生まれ、衛生自治会を中心とした地域の協力体制の強化、住民同士のつながりが深まり、地域全体の意識向上につながっていました。




皆さんいかがでしたでしょうか。
今回、各施設のご案内をしていただいた大崎町SDGs推進協議会の向井様、髙橋様にもお話しをお伺いした所
「そもそも昔はのごみ処理といえば産業を支えるバックアップとして自治体が担ってきた経緯があります。〝自治体はゴミを処理する。その代わり企業は産業を頑張れ″という考えでした。しかし時代が変わり、自治体も企業もお互いこれまでのあり方を考え直さなければいけなくなってきているのではないでしょうか。」
というお言葉がありました。


私たちネイチャー生活倶楽部は、モノを使う側でもあり、つくる側でもあります。
どうすればもっとゴミを減らせるか、ゴミによる様々な負担を減らせるか、使う側とつくる側双方の立場から目一杯考えていかなければと改めて実感しました。
目指すはプラスチックゴミ〝ゼロ″!!

倶楽部員 佐々木

トイプードルをこよなく愛する新人です。
2匹のトイプードルに癒されてる毎日です。

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